注目のストーリー
ディープラーニング
きっかけは麻雀。Kaggle Masterが語る「好き」から始まる機械学習の道
話を聞いたらいろいろ出てきそう。ABEJAにはそう思わせる人たちがいます。何が好きで、どんなことが大事だと思っているのか。そんなことを聞き書きしていきます。大手通信会社を経て、データサイエンティストとしてABEJAに参画している服部 響さん。KaggleやatmaCupなどのデータサイエンスコンペに積極的に参加して活躍しています。服部さんとAIの関係、コンペとデータサイエンティストの仕事の共通点など、語ってもらいました。服部:新しい技術が好きです。子どもの頃、テレビゲームの時間は制限されていたのですが、パソコンだったら自由に触らせてもらえたので、パソコンで遊んでいました。小さい時からプロ...
個人のプライバシーとAI 〜ABEJA倫理委員会「Ethical Approach to AI」の議論から(下)〜
顔つきなどから支持政党や性的指向が予測できるというAIの研究報告が出ています。技術的に実現可能なことが急増する一方、場合によっては個人を傷つける結果を引き出すことになりかねません。科学技術社会論研究者の江間有沙さん、情報工学者の松原仁さん、独立研究家の山口周さん、そしてABEJAメンバーが、率直に語り合いました。議論の一部を紹介します。AIが晒してしまうもの本人が望まないことまでAIが分析し、晒してしまう可能性があることの是非について、様々な意見が出ました。松原委員:去年「顔写真から支持政党が分かる」という論文を、スタンフォード大の研究者が発表しました。人種と性別と年齢層で分けても75%...
人事に「公平性」は不可欠なのか? 〜ABEJA倫理委員会「Ethical Approach to AI」の議論から(上)〜
人事に公平性は本当に不可欠なのかーー。一瞬、ドキッとする問いです。だけど、そもそも完全に公平な人事なんて、ありえるのでしょうか?「ピープルアナリティクス」(PA)について、科学技術社会論研究者の江間有沙さん、情報工学者の松原仁さん、独立研究家の山口周さん、そしてABEJAのメンバーが、語り合いました。議論の一部を紹介します。まずはピープルアナリティクスについておさらいABEJA古川:きょうのテーマは「ピープルアナリティクス」(PA)。「社員の人事データ、行動データを収集・分析し、人材活用のための知見を得る」ための手法についてです。ここ数年で企業における導入が広がっています=下図。ご紹介し...
弁護士や文系セールスもエンジニア向けの記事を書く。ゴチャ混ぜ感が"らしさ"の「ABEJA Advent Calendar 2020」
今や毎年恒例のエンジニアのお祭りとなった「Qiita Advent Calendar 」。2020年は748件のカレンダーが作成され、13,366人が参加しました。Qiita Advent Calendarとは、クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダーである「アドベントカレンダー」の慣習にもとづいて、毎年12月1日から25日までの期間限定でQiitaで開催される記事投稿イベントです。※ Increments株式会社によるPR Timesより抜粋そんな「Qiita Advent Calendar2020 」において、「ABEJA Advent Calendar 2020...
戦コンの「いま・むかし」。そしてコロナで考えたこと。
ABEJAの勉強会「ABECON」(アベコン)。毎週金曜夜、メンバーが得意分野の情報や知見をシェアしあう勉強会です。今回のテーマは「コンサルティング今昔物語」。前職が戦略コンサルタントだった山本直樹さんに、これまで社会を変えてきたビジネス理論の解説や、新型コロナを通じて考えるようになったことを、話してもらいました。How To からWhatの時代へ私がコンサルティング業界に入ったのは1990年代半ば。バブル経済がはじけた後で、どう収益を上げるのか、つまり「How To」を考えるのが企業の命題でした。この時期に出た『Reengineering the Corporation』という本で紹介...
「オンラインでも、大人数でも面白い」を目指して。ABEJA忘年会2020。【#私たちはつながっている】
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ABEJAでは2020年2月下旬から全社員を対象に在宅勤務を推奨しています(東京都の1日あたりの感染者数が1,000名を超えた12/31以降は、出社"禁止"としています)。大人数が集まるイベントは開催できない…。でも、1年間走りきった仲間と一緒に楽しい時間を過ごしたい!そんな気持ちで「みつばち開発」によって企画されたのが、「2020年ABEJAオンライン大忘年会」でした。「みつばち開発」は、リモートワークになって、仕事で直接関わる人以外とのコミュニケーションが少なくなる昨今、ABEJAのメンバーが、「ちょっと楽しい」「ちょっとうれしい」気持ちになる企...
AIコンサルが考える「デジタル・トランスフォーメーション」のかたち(3回目)
ABEJAで企業のAI導入支援にかかわる佐久間隆介が、コロナを受けてデジタルトランスフォーメーションやAIの導入について解説するメディア勉強会の3回目です。佐久間隆介(さくま・りゅうすけ)=1979年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、アビームコンサルティング(当時デロイトトーマツコンサルティング)に入社。2014年より最年少執行役員。2019年よりABEJAに参画しグローバルビジネス展開、企業のDX支援・AI活用のプロジェクトマネジメントなどを担当。同年12月よりUse Case事業部長。佐久間:さて、今度はAIについて解説していきます。DXを構成する技術の中核でもあり、ABEJ...
元戦略コンサル2人が見た「AIベンチャーの"生々しい"風景」(後編)【ABEJA Meet Up!】
ABEJAにジョインした元戦略コンサルタント2人が語る「ABEJA Meet Up!」コンサル編の後編です。話の途中でSlackのアイコン「うずまきマーク」を見せた山本さん。「2週間後に自分が何やってるか全然想像がつかない」という職場環境で、「溺れないように」という気持ちを込めたといいます。一方、佐久間さん。「キャリアが完成したと思っていたけれど、もう一回やり直している心境。今年40歳なんで二度目のハタチみたいなもの」とたとえます。経験豊富なコンサルタントが、ABEJAという企業に入って見えた、組織と仕事の「いま・ここ」とは。山本直樹:わたしの与太話のためにこんな時間に来てもらったので、...
人工知能スタートアップで広がったエンジニアとしてのキャリア
ABEJAを知ったきっかけABEJAを初めて知ったのは、大学院1年生の時に参加した就活イベントです。 そこで代表の岡田とCTOの緒方と出会いました。 当時2013年、創業1年未満、社員も5人ほどしかいない時期でした。 その時から既に岡田と緒方は「2012年に起きたディープラーニングの大幅な精度向上によって、人工知能革命が起こり、これから確実に社会は変わる。そのためにディープラーニングをコアテクノロジーとしたビジネスを創造して、自分達がイノベーションで世界を変える。」と熱く語っていたのが印象的でした。 今、本格的な人工知能ブームが到来していることを考えれば、当時の岡田は既に人工知能によって...