20代のうちにキャリアの土台を作るなら、どんな仕事を選ぶべきでしょうか?
近年、「営業職は大変そう」「数字に追われるのがしんどそう」というイメージから、営業を敬遠する若手が増えていると感じます。しかし、実は営業こそ、20代のうちに経験しておくことで将来のキャリアの選択肢が広がる仕事なのです。
今回は、営業職が20代におすすめな理由を解説していきます。
1. 営業で身につくスキルは、一生モノ
営業職を経験することで、以下のようなスキルが身につきます。
- コミュニケーション能力:人と話すスキルは、どの業界でも役立つ
- 提案力・交渉力:ビジネスの基本が身につく
- 課題解決力:相手のニーズを掘り下げる力がつく
- 数字管理能力:目標設定と達成のスキルが磨かれる
2. 営業経験は市場価値を高める
企業が求める人材として、「営業経験がある人」は非常に重宝されます。なぜなら、営業ができる人は「自分で仕事を取ってくることができる=売上を作れる」からです。
転職市場でも、営業経験者は管理職候補として見られることが多く、キャリアアップのチャンスが広がります。
また、営業で身につくスキルは、将来的にマーケティング、コンサルティング、経営企画などの職種へステップアップする際にも活きてきます。
3. 「売る」のではなく傾聴力
「営業=ガツガツ売り込む仕事」というイメージを持つ人もいますが、実際の営業はそうではありません。
特に当社の営業スタイルは、テレアポや飛び込み等の売り込みは一切しません。
受電やメールでの対応が100%で、お客様からのお問い合わせに対し、その場で最適な提案をする営業スタイルです。短い時間の中でお客様のニーズを正確に掴み、的確な提案をする力が求められます。
もちろん、大型案件においては信頼を積み重ねることも重要ですが、基本的にはスピーディーかつ的確な対応が成果に直結する仕事です。
短期間で成果を求めるのではなく、
- お客様の課題を丁寧にヒアリングし、適切な解決策を提案する
- コツコツと関係を築き、「頼りにされる存在」になる
- 小さな積み重ねが結果につながり、長期的な信頼を得る
というスタイルです。
当社の営業はOEM生産のため、お客様が求めるものが決まっていることが多いです。そのため、
- 色やデザインを一緒に考える
- 「ノベルティを作りたいが、予算は〇〇円」という相談に対し、最適なアイデアを提案する
といった、ヒアリング力や提案力が求められます。
「ノルマに追われるプレッシャー型営業」ではなく、「誠実な対応を続けることで成果を上げる営業スタイル」だからこそ、安心して仕事に取り組める環境があります。
4. 20代のうちに営業経験を積むべき理由
20代のうちは、チャレンジしやすい時期です。吸収力が高いうちに営業を経験することで、
✅ ビジネスの基本を学べる
✅ 成果が見えやすく、成長を実感しやすい
✅ どの業界でも活かせるスキルが得られる
✅ 将来の選択肢が広がる
というメリットがあります。
「なんとなく営業は大変そう…」と避けるのではなく、長期的な視点でキャリアを考えてみませんか?
5. 私自身の経験から
実際、私は現在コーポレート部門の仕事をしていますが、もともとは営業畑出身です。営業で身につけた社内調整力や外部との交渉スキルが、今の仕事でも非常に役に立っています。
例えば、社内での部署間の調整や、経営層との意思疎通、外部パートナーとの契約交渉など、営業経験がなければスムーズに進められなかった場面が多々あります。
私は、「モノを売ることができる人は、どんな仕事でもできる」と考えています。なぜなら、営業には、商品やサービスの価値を理解し、それを相手に適切に伝える力が求められるからです。このスキルは、業界や職種が変わっても本質的に必要とされるものです。
営業は単なる「売る仕事」ではなく、ビジネスの根幹を支える力を養う場です。これからキャリアを築いていく20代の方には、ぜひこの経験を積んでほしいと考えています。
まとめ
20代で差をつけるなら、営業という選択肢は大いにアリです。
営業は「売るスキル」ではなく、「人と関わり、価値を提供するスキル」を磨く仕事。どんな業界でも活かせるスキルが身につき、キャリアの可能性が広がります。
「自分の市場価値を上げたい」「将来の選択肢を増やしたい」そんな方は、ぜひ営業という道を検討してみてください!