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「作業」から「価値創造」へ。広告運用者が語る、Xmakerだからできる本質的な挑戦と成長

「もっと顧客に深く貢献したい」「自分のスキルを試したい」――広告・マーケティング業界でそう感じている方もいるのではないでしょうか。

今回は、地域資源を活かしたブランド開発と、企業の課題を解決するマーケティング支援を展開する株式会社Xmaker(以下、Xmaker)で、広告運用を担う杉山さんの声をお届けします。

数社で広告運用を経験した彼が、なぜXmakerを選び、そこで何を目指すのか。この記事が、現状に「もやもや」を抱えるあなたの新たな一歩のヒントとなれば幸いです。


杉山さん / 広告運用担当

大学で心理学を専攻するも、学生時代に経験した国内外への旅を通じて「地方の良いものを世界に伝えたい」という想いを強く抱く。卒業後、地方創生系企業で広告運用に出会い、その面白さにのめり込む。その後、複数の広告代理店で経験を積み、様々なクライアントの課題解決に貢献。現在はXmakerで広告運用担当として参画し、クライアントの事業成長支援に加え、社内の採用関連業務にも携わる。自身の会社も経営し、地方事業の貢献も目指している。

旅と出会いが生んだ使命感。「日本の価値」を世界へ届けたい

──本日はありがとうございます。杉山さんのご経歴は非常にユニークだと伺っています。まずは、学生時代から最初のキャリアについてお聞かせいただけますか?

大学は心理学を専攻していましたが、1年生の時に「このままでは面白くない、働いた方がいいじゃん」と感じて、大学を辞めようと思ったんです。その時、親に「勉強のためにお金を払ってるんじゃない。大学という4年間にお金を払ってるんだよ」と言われ、そこから「大学時代にしかできないこと」を意識するようになりました。

──そこから、どのような学生生活を送られたのですか?

まず、「大学生はお金がない、けど時間はある」と考え、時間が無いと出来ないこと全力でやろうと思いバックパックを始めました。九州へ友達と旅行に行った際、帰りの飛行機のチケットを捨ててヒッチハイクで東京まで帰ったり(笑)。

その経験が面白くて、もっと大きな規模でやりたいと東南アジアやヨーロッパをバックパックで巡りました。その時に言われたのが、「日本の良いところはどこ?」と聞かれても答えられなかった経験から、日本のことを知らないことを痛感しました。帰国後は日本のことを知る日本一周のヒッチハイクをしました。富士山の山小屋でもバイトしましたし、本当に他の人じゃ経験しないことをしました。各地を巡る中で、地方には素晴らしいものがたくさんあるのに、それが十分に伝わっていない現状に課題を感じました。特に鳥取の田舎町に海外の方が集まる錦鯉の養殖会社があったり、日本人が知らない価値が海外で評価されているのを目の当たりにして、「日本の良いコト・モノが適切に評価されていない」という課題感が芽生えました。

──その課題意識が、最初のキャリアに繋がったのですね。

はい。地元のローカルな魅力を海外と繋ぐイベントに参加した経験も大きかったです。言葉が通じなくても、寝食を共にすることで深い絆が生まれる。観光は一度行ったら満足しがちですが、「人に会いに来る」という形ならリピートに繋がる。将来は地方の魅力を海外に発信し、何度も訪れてもらえるような仕組みを作りたいと考えていました。

新卒で入社したのは、インバウンド旅行者を現地人が地元を紹介するマッチングサービスを運営する会社だったのですが、そこで事業売却などを経て、最終的に広告運用業務に携わることになったのが、この道に進む最初のきっかけです。

質への渇望と新たな挑戦。広告運用者としての成長と葛藤

──広告運用者としてのキャリアがスタートしたわけですが、そこではどのような経験をされたのでしょうか?

1社目では、広告運用の面白さにのめり込みました。留年、休学を経て2年遅れて社会人になったこともあり、代表から「人の倍以上やらないとその差はうめられないよ」と言われ、とにかく人の倍の時間仕事をしてましたね。

朝から晩まで管理画面とにらめっこする毎日で、自分の施策の成果が数字でダイレクトに返ってくることに、強烈なやりがいを感じました。ただ、当時はクライアントの先にいるお客様のことはあまり考えられていませんでした。

──その後、東京に出られるきっかけは何だったのでしょうか?

その会社は二次代理店的なポジションで、クライアントやその先の顧客の顔が見えづらい環境でした。3~4年目になると、もっと直接クライアントと向き合いたい、本当の課題解決に貢献したいという思いが強くなり、東京へ行くことを決意しました。

──東京ではどのような課題に直面しましたか?

東京の代理店では多くの案件を担当していたのですが、そのぶん1案件にかけられる時間が数十分で、次第に「作業」になっていると感じ、より本質的な提案や戦略的思考の時間を持ちたいという葛藤を覚えました。

その後、より深く案件に関われる環境を求め、5名程度のスタートアップに転職しました。そこでは1社か2社にコミットする形だったのですが、今度は「深く関わること」の難しさに直面しました。クライアントのビジネスモデルを深く理解し、本質的な課題を見抜く力が求められたのです。当時の役員が非常にロジカルな方で、その下で「ロジカルシンキング」の重要性を徹底的に叩き込まれた半年間は、今の自分の礎になっています。

「誰と働くか」で見つけた自分の色。熱量と論理を武器に、顧客と伴走する喜び

──複数の環境で経験を積まれる中で、仕事選びの軸に変化はありましたか?

色んな経営者や先輩同僚と働いたうえで「誰と働くか」が自分にとって非常に重要だと気づきましたね。

次の会社に、何よりも「人」と、自分の夢を応援してくれる社風に惹かれて入社しました。そこではウェブ広告の立ち上げに関わることに面白さがありました。

──前職では、どのようなお仕事を担当されていたのですか?

入社当初は広告運用から始まり、半年ほどでD2C領域の営業ポジションになりました。D2Cはビジネスモデルも特殊で、最初は本当に苦労しましたが、「負けたくない」一心で勉強しましたね。

前職は体育会系な側面もあり、ロジカル一辺倒ではない熱量のある人も多かったです。僕の先輩は、僕以上に顧客の懐に入るのが上手な人で、その方からは「お前はロジカルじゃないけど熱量があるから、それを活かせ」とアドバイスをもらいました。

例えば、月10万円程度の広告予算だったクライアントを、熱量で1年ほどかけて月3,000~4,000万円規模まで成長させることができました。その結果、クライアントの担当者の方がマネージャーに昇進されたと聞いた時は、本当に嬉しかったですね。利益よりもまず顧客のことを考え、どうすれば事業が伸びるかを真剣に考えた結果だと感じています。

──その経験で、ご自身の強みを再認識されたのですね。

そうですね。数字だけでは説明できない予算を獲得したり、顧客の懐に入り込んで信頼関係を築いたりすることが自分の強みなのだと。それと同時に、ただ熱いだけでなく、いままでの経験が成果を出す上で不可欠だと実感しました。

描いた未来との交差点。Xmakerで切り拓く、広告運用のその先

──そして現在のXmakerに参画されるわけですが、その経緯を教えていただけますか?

30歳を機に独立も視野に入れていた頃、Xmaker代表の小沢や共同創業者の日髙に相談したところ、「一緒にやろう」と声をかけてもらったのがきっかけです。

Xmakerが描く「地域に埋もれている日本の質の高いモノの価値を、国内外の市場へ届けたい」という世界観と、僕自身がずっと持ち続けている「地域の良いコト・モノが適切に評価される世の中にしたい」という想いが重なったのが大きいです。また、広告運用ができる人材が不足しているというニーズも合致しました。

元々、日髙とは定期的に会っていた仲で、彼の仕事に対する真摯な姿勢や、誰からも自然と慕われる人間性は強く印象に残っていました。

だからこそ、彼が良いと思う人(小沢)が代表なら間違いないだろう、という信頼感がありましたね。地元に戻りたいという気持ちと、経営的な視点を養える環境で働きたいという思いもあり、Xmakerへの参画を決めました。

▼日髙さんのインタビューはこちら
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──現在Xmakerでは、どのような業務をされているのですか。また、Xmakerならではの魅力とは何でしょうか?

広告運用業務がメインですが、新卒・インターン採用のコントロールといった人事関連の業務も行っています。クライアントはスタートアップやD2C企業など多岐にわたりますね。

Xmakerの魅力は、まず裁量権が非常に大きいこと。そして案件の流動性が高く、良い意味で一つの案件に縛られず、立ち上げたら次の担当者に渡し、また新たな案件の立ち上げに挑戦できる環境です。PDCAのスピードも非常に速いですね。

また、個々の特性を理解した上で役割分担がされていると感じます。僕はどちらかというとフロントでお客様と折衝するのが得意なので、そこに時間を割けていますし、運用に特化しているメンバーもいます。それぞれが強みを活かせる働き方が準備されていると感じます。

──Xmakerで働くことで、杉山さん自身にはどのような変化や成長がありましたか?

経営的な視点が格段に身につきました。会社の経営数値や案件ごとの収支がダイレクトに見えるので、自分の仕事がどう会社に貢献しているのか、あるいはマイナスになっているのかを肌で感じられます。

これは普通の会社員ではなかなか経験できないことです。自分の案件でプラスが出ると、やはり大きなやりがいを感じますし、もっと貢献したいという意欲に繋がります。

また、広告運用だけでなく、クリエイティブ制作や動画の企画、人事など、手を挙げれば様々なことに挑戦できる環境なので、スキルの幅が広がっている実感があります。今は「広告運用しかできない」ともどかしさを感じている人にとっては、非常に魅力的な環境だと思います。

──Xmakerで働くことに興味を持っている広告代理店経験者の方に向けて、Xmakerならではの魅力や、ここで得られる経験について教えていただけますか?

Xmakerは、広告運用という枠に収まらず、事業全体の成長に貢献したい、これまでの経験やスキルを活かしつつ新たな領域で自分の可能性を試したいという方にとって、最高のフィールドだと思います。

特に、大手代理店のように業務が細分化されておらず、戦略立案から実行、効果検証、そしてクライアントとの深いコミュニケーションまで一気通貫で関われるため、短期間で圧倒的な成長実感が得られるはずです。

──では最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。

自分の考えを存分に発揮し、結果を出して、さらに面白い案件に挑戦したいという意欲のある方にとっては、まさに『成り上がる』チャンスがここにはあると思います。上司の顔色を伺うことなく、主体的に動ける環境です。

広告運用スキルを軸に、もっと顧客に深く入り込みたい、事業全体を見渡せる視点を持ちたい、そして何よりも「良いものを世の中に広めたい」という情熱のある方、ぜひ一度Xmakerの門を叩いてみてください。一緒に新しい価値を創造できる日を楽しみにしています。


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